和デザイン浴槽メーカーのアステック(横浜市)は今年、創立30周年を迎えた。同社では、これを記念した第1弾モデルのラグジュアリーユニットバスの新製品をこのほど発売した。製品名は「WABURO(わぶろ) QL LINE」。檜(ひのき)と御影石という自然素材のデザイン浴槽「ERN」を使用する「WABURO(わぶろ)」シリーズの新ラインアップ。販売価格はこのシリーズの中で、同社初となる200万円を切る設定ながら「精緻(せいち)な匠(たくみ)の技術による最高品質のユニットバス」という。
浴槽は、厳しい防水基準を満たしながらも、樹脂製浴槽とは全く異なる質感が特徴。長年、旅館・ホテルの業務用浴槽で培った同社の技術力を結集し、高い耐久性を誇る防水パンを独自のノウハウで内部に組み込んだ。浴槽の顔となる框(かまち)には心地よい香りと美しい木目をもつ檜を、浴槽内部には耐圧強度に優れ、低吸収率の御影石を採用した。
「檜はフィトンチッドを放出するので、森林浴をした時と同じようにリラクゼーション効果も高い」と同社。
浴室の空間は、シンプルな形状に加え、表面加工技術を駆使した鋼板パネルでコーディネートした。上質で繊細ながらもぜいたくな質感が売りだ。
2モデルを用意した。「WABURO QL1616」のサイズは、幅1600×奥行き1600×高さ2184ミリ。「同1620」は、(幅と高さは1616と同じで)奥行きが2千ミリ。それぞれベース壁、アクセント壁、天井の複数デザインを提供し、全体で24パターンから選択できる。
この件についての問い合わせ先は、アステックTEL045(914)0026。
WABURO QL LINE